前田智洋 : Tomohiro Maeda

9月 23 2014

新しいアルバムが明日でます。

新しいアルバムが明日でます。

タイトルは「Free Colors」、2009年のTomohiro Maeda Paris Connexionの日仏韓ツアーの時に作った曲で「肌の色」「国籍」「文化」等の違いを超えて「三人の色 – Three Colors」ではなく「自由な色 – Free Colors」を描いていきたいという想いから作りました。
一人で制作した前回のアルバムから一転、今回は10人のゲストミュージシャンに加え、ジャケットデザイン、マスタリングもお願いしました。

参加ミュージシャンは
トゥープス・ベベ(perc)ジョルジュ・ベックリッシュ(tp)前田昌宏(sax)堂地誠人(sax)井戸本勝裕(dr)駒沢れお(perc)村上孝則(perc)Daisuke(sax)藤原佑介(dr)園田涼(pf)

何より嬉しかったのは父との共演でした。
この曲はジャズとクラシックとアフリカンの融合、めっちゃ面白いです。
昔大嫌いやった親父と一緒にアルバム作る日がくるとは思ってなかったけど、一緒につくれて本当に良かった。
これは親父だけに限らず今回参加してくれた全員のミュージシャン、デザイナー、エンジニア、スタッフに対しても思います。パリ・コネクションも結成5年にしてようやく実現したしね(笑)

是非、手にとってやって下さい。

www.tomohiromaeda.com

Amazon、Tower Records、HMVその他、各販売店にて!
http://www.amazon.co.jp/Free-Colors-前田智洋/dp/B00M7M67LA/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1411432820&sr=8-1&keywords=tomohiro+maeda

Free Colors TOP


5月 31 2013

ジョルジュの新しいアルバム、Intriguesが発売

ジョルジュのアルバムIntriguesがでました。
彼らしい素敵なアルバム。
何年も前に録音して、自分がどんな演奏したのか全然覚えてなかったけど、彼とひとつ形として残せたのは本当に嬉しい。

発売祝いのパーティにて
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12月 25 2012

父の日記

木曜は久しぶりにアミアンへ。
この日は久しぶりにナイチンゲールスのメンバーと再開。ラジオの公開ライブでした。
このメンバーで演奏する機会も今年は少なかったなぁ。来年はもっと増えることを願う。

終電でパリに戻り、金曜は朝からジョルジュの故郷、ルクセンブルグ大公国へ向かいます。
この日の晩はベースのジョゼと三人でのライブでした。

パリからルクセンブルグは車で5時間ほど。
今回もまたもや見つけました。高速道路のサービスエリアでこれ!

今回行ったのはエッテルブリュックという街から更に20分ほど車で北に行った街。
ライブは本当に楽しかった。何よりジョルジュの演奏が素晴らしくて、心地の良い一時でした。

この日の晩はエッテルブリュックのジョルジュの家で泊まりました。
まず出てきたのがジョルジュの十代の時の写真。これには大爆笑でしたが、やっぱり面影はあります。

そして彼が見せてくれたのが、これ。

最近、彼の家に突然届いたこの手帳。そう、1943年に彼のお父さんが使っていた手帳です。
お父さんはジョルジュが11歳の時に亡くなっていて、この手帳は彼が産まれる更に前、戦時中の物だったのです。
それが56歳になった今、突然お父さんが当時住んでいたところの家族の人から届いたのです。

これには本当に感動。凄い話です。

中にはお父さんの写真、そして日記が綴られていました。
当時ドイツはルクセンブルグ人をドイツ軍としてかりだそうとしていて、とても複雑な状況下にあったルクセンブルグ。
お父さんの日記は全てフランス語で書かれていましたが、読んでいると本当にその時代にタイムスリップしたかのような感覚になりました。

エッテルブリュックの駅で。ジョルジュとジョゼ。

ジョルジュは数日ルクセンブルグに滞在。僕とジョゼはTGVでパリに帰ります。
本当に素晴らしい体験ができた今回の旅。また次回行けるのが心から楽しみです。

これで今年のライブもおしまい。
来年もまた頑張ります。その前に明日、ひとつ重大発表があります。

メリークリスマス!


2月 12 2012

あーざす!

今日の会場に居た人はもう全員このフレーズが言えるようになりました(笑)
Toupsが日本で覚えた言葉で一番気に入ったのが、このフレーズ。

アンコールの前に「みんな日本語覚えたい?」って言うたら、トゥープスがまっさきに「あーざす」っていうちゃって、
意味説明したら大爆笑。
最後は全員であ〜ざす合唱起きてたもんね(笑)誰も「有難うございます」は長すぎて覚えられなかった(笑)

そのくらい素晴らしいライブで、「心から感動した」という反響をいっぱい頂きました。
あ〜もっとパリ・コネクションでライブがしたい!!
プロモーター希望!

イニーという街は震災でのチャリティーライブ以来、2回目でしたが、本当に温かく迎えてくれる場所です。
関係者のみなさんにはほんまに感謝。
また次、いつか実現するといいなぁ。。

そして、今日はショックなニュースもありました。
数年前まで前田智洋グループ(フルバンド)でベースを弾いてくれていたクロード・マトランジュという人がいます。

イニーの近くに住んでたのを思い出して、リハーサル後に元気にしてるかな〜と思って電話をかけたのですが、違う人がでて、彼が一年ちょっと前に亡くなったことを告げられました。多分50すぎくらいやったと思います。

本当に素晴らしいプレイヤーでずっともう一回一緒に演奏できる機会を探していただけに、ショックでした。
今家に帰ってきて、彼と一緒にしたライブの音源を聴いています。

そして今日のライブでそのうちの一曲をパリ・コネクションでもしたのですが、彼の音を思い出して涙がでそうになりました。
その曲のタイトルは「Influence」。

そう、彼も僕にいろんな「影響」を与えてくれた一人やったのです。
この曲の彼のソロは素晴らしくて今でも記憶に残っているのです。

彼にも

あーざす!

合掌。

あ、トゥープスに産まれた二人目の子供は今日初めて会った!!オメメぱっちり〜〜。スターになる顔してた(笑)
父親みたいにシンバルをライブ中に落としまくるヤツになるかな(笑)

ちなみにトゥープスはリハーサルで2回、本番で2回シンバルを倒した(笑)


5月 8 2011

初めての街、イニー

昨日は初めての街、IGNY(イニー)で、パリ・コネクションでの震災チャリティーライブでした。

パリ・コネクションのライブはいつも特別。昨日もほんまに楽しかった。
嬉しかったのはライブを聴いた5歳の女の子が

「パパ、私この音楽大好き〜」

と言ってくれてたこと。。5歳の子に届いたのは嬉しいね〜。
昨日も暖かい笑顔がいっぱいみれて良かった。

そして今回は2009年の日本・韓国ツアーの時の写真を販売、この売り上げも全て日本に行きます。

結果は

写真の売り上げが290ユーロ、入場料と募金で463.5ユーロ。バーが92.50ユーロ(バーの売りあげの一部を寄付してくれました。)
トータル846.50ユーロ(約10万円)です。

そして更に暫くは写真を売り続けるので、その売れた金額が追加されることになります。

パリから見に来てくれたみなさん、遠い所をありがとう。
再来週は待ちに待ったルクセンブルグ公演。

ジョルジュの母国に乗り込みまっせ!!

(写真クリックで拡大できます)